ロボット・イン・ザ・ガーデン 1回目(その2)

いや、泣けました。

つまづいて動けなかったことがあるので、ベンに感情移入。

門を直さなかったからタングが入ってきて、ベンがタングを直そうと動き始める。

「動かないことで動くことができた」んですよね。

面白い。

 

(基本ネタバレ。個人的な感想・見解です)

順番に思ったことをつらつらと。

キャッツを思わせるようなゴミらしき物のなかにロボット(パペット)

色々な雑音が聞こえる中、波の音も聞こえる。

パペットを2人で動かすことに驚き。息を合わせるのも大変そう。

男声タング。

 

タングが暴れて泥を落とすのを嫌がるところ、様々な物が舞い上がるのを見て、あ、舞台表現だー。
と嬉しく思いました。
実際はアンサンブルさんが物を投げているのですが、タングが投げていると頭の中で自然と変換される感じ。

 

胸のフラップのふたが開いてしまうのを、ベンがガムテープで留める。

「壊れていてもゴミじゃないんだ」響く台詞。

そのガムテープを見つめ、触れるタング。

ここで確実に何かが生まれましたよね。タングがタングになった(タングらしくなった、タングとベンの絆ができた)瞬間。

 

エイミーの歌が「もうダメ」から変わる。

声が強くなって過去形になる。決意がよくわかる。

「何ひとつ成し遂げたことがない、何ひとつ!」

言うことが決定打になることがわかって、万に一つの可能性に期待を込めて言う。でも、男性ってその 万に一つの可能性 に応えられないんですよね。

 

「僕の罪を」

両親の飛行機操縦を止めようとして止められなかった。そのことを罪と受け止めてしまっているのがベン。

ベンが罪を犯したと思っているときには、父の「人はいつでも生まれ変われる。こころを決めたら世界は変わる。」は伝わってない。

タングと関わって思い出した時に、ようやく伝わる。

 

一緒に行こうと言われた時の「うぃ~」

プレミアムシートを取ってくれた後の「ぷーれーみーあーむ、ぷれみあーむ」がかわいい。

 

ラブダイバー
男女だけじゃなくて、男男と女女があるのが良い。

 

「傷さえも証になるよ。僕たちは今生きてると」

めっちゃ響く。

成し遂げることが証じゃなく。

 

ジー、キュートだなー。

「人生で一番メールした相手」って言うところ、特に。

 

タングの「パートナー?」かわいい。ベンとタングはもうパートナー。

カイルを代弁して歌うところ、泣きポイント。

男声タング、女性側から歌い始めるのがカイルの人格が入った感じがして良い。

 

タング、ブランケットをベンにかけてあげる。

どこで覚えたんだろ。きっと、ベンがかけてくれていたのを理解していたんだろなー。

「できないことがあってよかった」

できないことが褒められるなんて、嬉しい体験だろな。

「アキバーバ」「アキバララ」もかわいい。

 

1幕の終わりかた好き。

みんな出てきて1幕終わりだーという感じがする。

そして、東京までのフライト時間=休憩時間なのが、舞台観てるって思えて、嬉しい。

 

長くなってきたので、続きは次へ。(いつ書くかわかりませんが。)